アーモンドトフィー
Almond Toffee

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お砂糖、バター、アーモンドで作るキャンディーの一種。 アーモンドトフィーで思い出すのがブラウン&ヘーリーのアーモンドロカですね。 ここで作るトフィーはあのアーモンドロカより美味しいです。 こつさえつかんでしまえば、クッキーより簡単なお菓子。
厚さ1cm弱、20x20cmの長方形のアーモンドトフィーが一枚。 それを切って、3cm平方のトフィーが約36個位。

砂糖 100グラム (120cc)
 大さじ2
塩 小さじ1/4
コーンシロップ(無ければオリゴ糖又は、水あめ)  小さじ2弱 いずれも手に入らない場合は無くてもできます。
バター 115グラム (味が全然違ってきますので、マーガリンで代用しないで下さい。)
アーモンド 100グラム 
ハーシーのチョコレート 100グラム
小さく砕いたナッツ(くるみ又はアーモンド) 15グラム 

  • 型にアルミ箔をしいて、サラダオイルを塗り、オブンに入れて型を温めておく。
  • アーモンド 100グラムを一個7つくらいに粗く切る。(トフィーに入れる分)
  •                      
  • くるみかアーモンド、15グラム位をみじん切りにする。 (最後に上からふりかける分)
                         
  • ハーシーのミルクチョコレート 又は セミスイート 100グラムを小さく砕いておく。(溶けやすいように)
                         
  • タイマーを用意する。 あればキャンディー作り用の温度計
下記の材料を中くらいのサイズの鍋に合わせる:
  砂糖 100グラム (120cc)
水 大さじ2
塩 小さじ1/4
コーンシロップ(無ければオリゴ糖又は、水あめ)  小さじ2弱 いずれも手に入らない場合は無くてもOK.
バター 115グラム (味が全然違ってきますので、マーガリンで代用しないで下さい。)
それを中より弱位の火にかけて、木べらで時々静かに出来るだけ砂糖が鍋の側面に付着しない様に、混ぜながらバターを溶かす。沸騰してきたらタイマーを10分セットする。 沸騰したらアーモンドを加えて混ぜる。:
  粗く切ったアーモンド 100グラム 
(アーモンドが生の場合はここでいれます。)

かかる時間は鍋の大きさ、火の強さにもよりますが、中火よりちょっと弱めで沸騰を続けると少しずつ色づいてきます。7分位経つと未だ、白っぽいですが、さらっとしていたものが、どろっとしてきます。どろっとしてきたら、速くかき回さなで下さい。 底の加熱されたところが茶色なりますので、焦げ付かないようにゆっくり木べらですくい上げて上部の白っぽい砂糖を下に持っていくという感じでゆっくり、色を均等に濃くしていきます。 出来上がったときの色は全体がこはく色(茶色がかった黄色)です。 沸騰が始まってからここまで約10分ですと、火加減が丁度良かった事になります。こはく色になったら直ぐ用意した型に流し込みます。 (色の見方が大切なので下の「ポイント」を全部お読み下さい。

アーモンドが既にローストしてある場合は、こはく色になってから、アーモンドを加え、混ぜて直ぐ型に流し込んでください。

  アーモンドを入れた直後からタイマーを10分セットします。温度計を使う時は鍋の底につかないように計ります。

5分後に少し色づいています。

7分後はあまり色は変わっていませんが、どろっとなってきます。速くかき回さないこと。どろっとした状態の写真を撮るためこの様な混ぜ方をしましたが、お鍋の側面にお砂糖がついてしまう混ぜ方は禁物です。

10分後にこはく色になっています。ここで流し込みます。この時145度C(300度F)
流し込んだら熱いうちに出来るだけ平らにする。この時流し込む型が冷たいとさっと固まってしまいますので、型はオブンで熱くしておくと、広げやすくなります。熱いうちにチョコレートをふりかける:
  刻んだハーシーのチョコレート 100グラム
2,3分してチョコレートが溶けてきたら、バターナイフで平らに広げる。 みじん切りにしたナッツを振りかける:
  小さく砕いたナッツ(くるみ又はアーモンド) 20グラム
   
室温でチョコレートが固まるまで冷やす。 包丁で適当な大きさに切る。 湿気がつきやすいので、冷凍バッグ等に密閉して保存する。 冷凍庫保存OK.
 


(1) 室温まで冷えて完成したトフィーの底や周りにバターの油が透明になって付いている事があります。これが普通と言う人が多いのですが、最後の3分間に混ぜすぎるとこの現象が起こるような気がします。 

(2) 絶対に速度の速い混ぜ過ぎは禁物です。 「速度の速い混ぜすぎ」というのはやたらと速くかき混ぜるということです。 一つにまとまっていたカラメルのバター(透明)が分離して、カラメル全体がぼそぼそになり、型に流し込む時一つにまとまって流れません。 型に入れてからも油が外に出てしまっている為、カラメルがお互いにくっつきません。 それでもまあまあ美味しいのですが、成功したトフィーと比べると味が落ちます。

(3) かんだ時に軟らかく、指で押さえるだけで崩れてしまう時は、加熱が足りなかった時です。 そして出来上がったトフィーの色も白っぽく、艶がありません。 これをやり直そうとして再加熱すると、もっとひどい状態になります。

(4) 20x20cmの型と最初に書きましたが、サイズにこだわる必要はありません。 大き目の天板に油を塗ったアルミ箔をしいて、薄く伸ばせば厚さはそれでOKです。流す間に固まってくるので、薄く伸ばしすぎると言う事もありません。

(5) 一回に作る量はこのレシピの2倍までにしてください。 それ以上は難しくなります。

(6) 流し込む時の飴の温度で、固まる速さが違います。 煙が出てくると加熱のし過ぎです。 (3)でも述べたように加熱が足りないと固まりません。  一回勝負です。 ここで一番難しいところがこの色を見るところでしょう。 アメリカではキャンディー作り用の温度計がスーパーで500円くらいで売られています。140度C(290度F)に達した時が型に流す時です。 先ずこのレシピの半分の量で作ってみて、こはく色の感覚をつかんでしまうとよいでしょう。

(7) 絶対に速度の速い混ぜ過ぎは禁物です。の理由:
速くかき混ぜているうちに鍋の側面に付着した砂糖の結晶が液状の砂糖に入ってしまうと、チェーン反応を起こして 液状の砂糖が砂利の様な性質に変化してしまいます。 これが起こるとバターも分離して出来上がったときトフィーの周りにラードのような油が付着してしまいます。これでも美味しいのでこれが普通と言う方もあるのですが、トフィーの出来上がりが、かなり違うと思います。

(8) 湿気の多い日に作るのは避けて下さい。 2月のバレンタイン、12月のクリスマス等はトフィーを作るのに一番良い季節です。

このレシピでアーモンドトフィーを作られた方:

リエネコさん
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